FGは配送センターの現場作業を請負っています。

とくに昨今、労働力人口が減少するなかで、ドライバー不足をはじめとする物流人材の不足は顕著になっています。その上、小売店などエンド顧客様からのリードタイム短縮、シーズン波動吸収、特売キャンペーン対応やSCMプロセスの変革など喫緊の課題山積で、現場運用にまで手が回らないのではないでしょうか。私たちFGは、メーカー・卸商社の物流部門や3PLといわれる元請の物流事業者様になり代わって、配送センターの現場業務を運営いたします。また、業務遂行のための見直し・提案・改善から、作業に必要な技術の導入、設備・システムの運用までをトータルで請負うことが可能です。コスト削減やボリューム対応ばかりでなく、私たちFGの現場専門性を戦術的に利用することで、業務プロセスの付加価値向上が図れます。

必要な期間に、必要な人員体制を構築・運用

業務内容は事務所ワークから現場のアクティブワークまで、契約期間は短期から長期まで幅広くご活用いただけます。万全の研修・サポート体制とスピーディな人選で、最適な人材を提供します。
(1)長期契約だけでなく、1日単位からご利用いただけるため活用シーンは幅広く、さまざまな企業の皆様にご利用いただいています。
(2)納品伝票出力や入出庫データ入力などのいわゆる現場事務的なオフィスワークから、フォークリフト作業や値札シール貼付など現場業務の遂行スキルを要する各種業務請負など、配送センター業務のあらゆるシーンに対応する人員体制で臨みます。
(3)スタッフについては、研修・サポート体制によって作業品質の維持・向上に努めております。また、各事業拠点に監督者を配置する体制で運営、お客様のニーズを細かく把握し、最適な運用体制をスピーディに構築します。

物流の現場に求められる機能を網羅

倉庫や配送センターの入出荷管理、検品、在庫管理、棚卸業務、物流コスト管理を行うための様々な機能を体系化し標準化。在庫型センター、通過型センターの業務受託をパッケージ化しております。
(1)ローコストオペレーション:業務プロセスの見える化、タスクレベルの作業標準化を通して過不足のない管理体制の構築、安定的運用を実現します。
(2)募集・採用・労務・人材育成など、さまざまな人事コストと労力の削減:「ヒト」の採用活動を行わずに即戦力スタッフの確保。給与計算や社会保険手続きなどの労務管理も不要で、直接雇用の場合と比較しても、教育・福利厚生・労務管理などにかかる労力を削減できます。
(3)センター内のレイアウト、ゾー二ング計画と改善:出荷頻度に合わせた動線設計と平面計画を練ります。

三温度帯倉庫・配送センターにおける入出庫作業

CENTER OPERATION

最適なマネジメントをつくるには

食の安全を含めた品質、サービス水準を高く維持していくには何が必要でしょう。
(1)物流改善:ジョブ・タスクレベルの工程分析と見直しにより、ムリムダムラをなくし必要人時数を削減させること。確立した作業プロセスを維持し続ける体制を構築すること。
(2)物流管理指標:管理水準レベルを定量的に把握し、物流改善の体系に沿って設定・実施される。
(3)KPI管理の導入:生産性アップといっても何を示すかが具体的ではないので、KPIを作成し、定期的定量的に、センターの状況を把握するもの。
(4)見える化:一連の改善活動が何を行っているのか、どういった状況なのか、次に何をしようとしているのかを、センターの全員に知らしめるために行う活動。表示・掲示物や啓もうが含まれる。

配送センターにおける各種管理業務

高い品質と効率性、安全性を求めていくにはどうしたら良いのでしょう。
・要員管理:適材適所、人員配置、シーズン的増減要素の分析と適正人数の対応
・品質管理:三温度帯倉庫の温度管理、フードディフェンスに関する業務
・作業管理:ムリムダムラの排除、危険作業の禁止、作業リスクの発見と是正
・在庫管理:先入れ先出し(FIFO)、日付管理、製造ロット管理、棚卸し業務
・情報管理:作業指示などの伝達、機密事項の漏えい防止策の設定と管理
・機器管理:マテハン機器類、エレベーター・垂直搬送機など設備点検
・施設管理:3S活動、設備点検の実施、不適合箇所の修理・営繕
・コスト管理:目標設定と管理指標の設定、PDCA
・安全管理:ルール化と徹底した実践、ヒヤリハット(ハインリッヒの法則)
・車両管理:配送トラック、フォークリフトの始業前点検、乗務員指導

導入事例

CASE STUDY

物流管理指標・KPIによる現場カイゼン

コスト改善の成功事例としては、作業生産性の向上があげられます。
物流生産性の指標では、
①時間当たりの入荷処理数、同ピッキング数、同出荷処理数
該当する作業の総掛かり時間をケース数やピース数といった出来高で割り、時間当たりのケース数・ピース数を求め、目的数値を設定し現場改善に繋いだケース
②ピッキングミス率、破損率
1日のピッキング数に対しいくつの間違いが生じたか、全出荷数に対して何件の破損事故があったかを正しく報告・原因分析し対策を講じたというケース
③上位顧客様への働きかけ
・受注から納品までのリードタイム短縮の阻害要因を報告する
・スペースのムダやセンター使用面積の削減、不要なマテハン機器類を指摘する

物流人材の育成・能力開発について

物流作業に従事しているとは言え、ビジネスマンとしての基礎が求められます。
(1)接遇:ビジネスマナー、社の内外に関わらず相手に対する身なり・態度・言葉づかい、心くばり
(2)物流知識:用語、倉庫使用方法、商品知識、マテハン使用知識、IT操作
(3)3S対応:基本動作としての3Sとその活用・応用・適用を心がけること
(4)業務改善能力:とくに改善は現場業務を請け負っている私たちFGにとっての生命線とも言えます。つまり、どんな些細な仕事にも意味があり、背景があり、多くの関係者が存在しています。
そのためにはさらに、①物流コスト算出 ②データ分析能力 ③問題点の抽出 ④目標設定管理が求められます。
私たちFGでは、そのためのOJTとOFF-JTを実施しています。

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